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AutoHotKey2 を使い、Windows で Mac 風のショートカットへ変更する

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はじめに

今までのPC利用歴は、Windows、Mac、Ubuntu が混在している。主観であるが、多くのショートカットキーは Mac の方が最適化されていると感じている。たとえば Alt + F4 は、キーとしてかなり距離がある。そのため、AutoHotKey2 を使い、Windows で Mac 風のショートカットへ変更する Tips いくつか列挙する。

ウィンドウの切り替え (Alt + Tab)

Alt + Tab を Ctrl + Tab に変更する。Alt + Tab だけ AutoHotKey2 では特殊なキーで「AltTab」と記述する必要がある。因みに使えなくなるので、Ctrl + Tab を Alt + Tab に変更する必要が出てくるが、右Ctrl+Tab で代用することができる。

LCtrl & Tab::AltTab

ウィンドウを閉じる (Alt + F4)

Alt + F4 を Ctrl + Q に変更する。Alt + F4 は、キーとしてかなり距離がある。そのため、Ctrl + Q に変更することで、手を動かす距離を短くすることができる。以下のスクリプトでは、閉じるときに一度確認ダイアログが表示される。

LCtrl & q::
    {
        Result := MsgBox("Would you like to continue? (press Yes or No)", , "YesNo")
        if Result == "Yes"
            Send("!{F4}")
        Return
    }

その他

Home、End、単語選択でよく使うキーを設定する。

; Home, End
^Right::
    {
        Send("{End}")
    }

+^Right::
    {
        Send("+{End}")
    }

^Left::
    {
        Send("{Home}")
    }

+^Left::
    {
        Send("+{Home}")
    }

; 単語選択
!Right::
    {
        Send("^{Right}")
    }

+!Right::
    {
        Send("+^{Right}")
    }

!Left::
    {
        Send("^{Left}")
    }

+!Left::
    {
        Send("+^{Left}")
    }

おわりに

いくつか AutoHotKey2 のスクリプトを紹介した。他にも、特定のウィンドウのみで有効にする方法や、特定のアプリケーションで有効にする方法などもある。AutoHotKey2 は、非常に柔軟に実装することができるので、自分の使いやすいショートカットキーを設定することができる。

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