Table of contents
はじめに
技術書の歩き方について明文化してみる。
「技術書」の読書術 達人が教える選び方・読み方・情報発信&共有のコツとテクニック という本を Audible で聞いた。
タイトルが情報教材っぽいが中身は良かった。ちなみに私は技術書を年に 5 ~ 6 冊ほどしか読まない(というか読むのが遅いので、読めない)。
ただ本の内容は読書術というタイトルであるが、読書術メインというわけではない。
選書、読書(インプット)、アウトプットの方法をそれぞれについて記載がある。
なお、本記事では IT 技術に関する書籍を技術書と定義する。
選書
以下の点を配慮し、選書する。
- 発行日
- 刷
- 著者
- 現場の前線で戦っているか
- 大学教授
- 謎のカタカナの多い肩書の人
- 目次
- どれだけ理解できるか
- 想定読者
ただ最終的には 15 分ほど立ち読みして、購入の要否を決定する。
技術書を勝手にカテゴライズ
技術書を勝手にカテゴライズして特徴を挙げ、自分の好みを検討する。
- 雑誌
- トレンドが知れる
- 買ってから読まなきゃ鮮度が落ちる
- 取り扱い網羅的
- 入門書
- 公式チュートリアルの方が適切な場合が多い
- 公式チュートリアルを少しやって難しく感じた場合は有効
- スクリーンショットが多く、ボリューム不足感がる
- ハンズオン
- 知識を点で学ぶのではなく、線で学ぶことができる
- 本質本
- DB や設計のずっと使える知識体系の本
- 繰り返し読んでも気づきがる
- 寝る前に読むのに向いている
- 漫画でわかる、会話形式
- ストーリーがあって体系的に理解できるが、テンポが悪い
- ボリューム不足のため、コスパ悪い
個人的には本質本、ハンズオンが合っている。雑誌は出張みたいなインスタントに読む機会が合っている。
新刊アンテナ
定期的に書店に通い、流行りの技術書をリサーチする。 関東圏で、実際に訪れた書店で IT 技術書が充実している店は以下の通りである。
- 書泉(秋葉原)
- 紀伊國屋書店(新宿)
- 有隣堂(横浜駅)
- 補足だが技術書コーナーは恐ろしく場所が分かりにくい
読書法
良いと感じた読書方法
- 時間決め読書方法
- 時間を決め、前もって決めたボリュームをやり切る
- 読みきれない場合、実力不足や設定不足の可能性があると割り切る
読書メモについて
- やっぱ Notion
- ただ多機能なので、ある程度こだわりを捨てる必要あり
- テンプレートなど不要で、シンプルにデータベースに本アイテムを作成してひたすらメモる
- 手書きの場合
- 数式がでるもの
とにかく読んで脳みそにインデックスを貼るイメージで読む。
アウトプット
殴り書きの Notion メモから本ブログ、Qiita へ清書する。 来年は勉強会等にも参加してみたい。
まとめ
来年に向けて技術書に関するあれやこれやをまとめた。