Table of contents
背景
WordPress のサーバー更新時に、必ずしも更新が必要か再検討した。私のブログは記事の投稿目的だけで、以下の項目に対してサーバー代を支払うのは少し抵抗があった。
- 豊富なプラグイン
- ブロックラインエディタ
- おしゃれなテーマ
SSG
CMS 用のサーバー代を節約したく、SSG を採用することにした。SSG の代表的なものに Astro、Hugo がある。それぞれについて比較した。
-
- Go 言語による SSG である。基本的に Go 言語の実装は必要ない。
- レイアウトファイルは Jinja に似た記述が必要。
-
- JavaScript による SSG である。
- React + TypeScript による実装が可能。
- レイアウトファイルは tsx。
Astro の方が自由度が高く、手持ちの技術スタックを考慮するとトラブルシューティングしやすいので、Astro を採用した。
運用費用について
デプロイ先として netlify、Cloudflare Pages が候補に上がった。netlify は日本からのアクセスが遅くなるとの情報を見つけた。(私自身は検証していない。)Cloudflare のアカウントを持っており、Pages は無料なので、特に迷わず Cloudflare Pages を採用した。
カスタムドメインについては、レンタルサーバー時代に特典として入手した永久無料ドメインを利用した。
したがって、完全無料での運用が可能となった。完全無料と聞くと少し怪しげな響きもあるが。
感想
2023 年度からの記事は Astro に移行している。以下に良かったこと、悪かったことをまとめる。
-
良かったこと
- ブログが markdown で書けるようになった。
- React や Tailwind CSS が使えるのでカスタマイズが容易。
- 完全無料で運用できる。
-
悪かったこと
- 移行作業が面倒であった。